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<政府事故調>双葉病院「患者置き去り」は事実と反するー7月23日毎日新聞

 「行政には全体を統括・調整できる仕組みが必要」--。政府事故調は、福島県庁や自衛隊、警察の連携不足で双葉病院(福島県大熊町)の患者の避難が遅れた上、避難先で十分な医療を受けられず多数が死亡した問題を重視し、こう警告した。福島第1原発事故という未曽有の原子力災害から弱者をどう守るのか。報告書は、関係機関に猛省を促した。

 報告書によると、福島第1原発から南西4キロにある双葉病院には約340人の患者が入院していた。昨年3月12日に大熊町が用意したバスで患者209人と鈴木市郎院長を除く職員が先に避難。鈴木院長は残された患者約130人の救助を自衛隊や警察に求めたが、避難を待たずに患者4人が死亡、1人が行方不明になった。

 14日午前、自衛隊が患者34人と隣接する老人保健施設の利用者98人を避難させ、残る患者全員も15日午前9時から16日午前0時半に救出した。避難先の県立いわき光洋高(いわき市)に運ばれた患者も十分な医療を受けられなかった。双葉病院によると、昨年3月末までに患者40人、老健施設利用者10人の計50人が死亡。当時、治療した双葉病院の男性医師は「避難してほっとしたのに運ばれてきた患者が死んでいく。絶望的で、この世の終わりに思えた」と話す。

 同じ20キロ圏内でも12日に避難を終えた病院もあり、報告書は「双葉病院の入院患者の救出が大きく遅れ、搬送先が遠方の高校の体育館とされるなど、不適切と言わざるを得ない事態」と指弾。このような事態が生じた理由は、「避難の担当部署が複数の班にまたがり、県庁内で共有されなかった」と指摘した。

 一方、県は17日午後4時、自衛隊からの情報を基に「14日から16日に患者を救出したが病院関係者は一人もいなかった」と発表。鈴木院長は「患者を置き去りにした」と非難を浴びたが、実際は警察本部から緊急避難の指示を受けた警察官に連れられ、一時的に川内村の割山峠にいただけだった。報告書は「県の発表は事実に反する。14日以降、病院関係者が救出に立ち会わず、放棄して立ち去ったような印象を与える不正確、不適切な内容」と批判した。【神保圭作】
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