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患者避難遅れ「連携不足」 福島県災対本部の不備指摘 ー共同通信社 7月24日

 病院からの避難で多くの患者が亡くなったのはなぜか―。政府の福島第1原発事故調査・検証委員会の最終報告は、昨年3月中に計50人が命を落とした双葉病院(福島県大熊町)のケースについて「福島県の災害対策本部内外の連携が十分ではなかったために患者の避難、救出が遅れた」と断じた。病院側は「最終報告は疑問に答えていない」と不満を募らせた。

 原発10キロ圏内の避難指示が出た昨年3月12日早朝、双葉病院と系列の介護施設では、寝たきりを含むお年寄りら約440人が残っていた。自力歩行が可能な患者ら209人と、鈴木市郎(すずき・いちろう)院長を除く病院スタッフは午後2時ごろ大型バスなどで避難を開始。14日には132人が避難した。
 鈴木院長は残った患者とともに救助を待ったが、14日夜「原子炉が危険な状態」との連絡を受けた警察が、鈴木院長を車で隣の川内村に一時避難させた。患者は残ったままとなった。
 鈴木院長らは「救助に向かう自衛隊と合流する」と県警経由で県災対本部に伝えたが、災対本部内で周知されなかったため合流できなかった。翌15日朝、自衛隊が双葉病院に到着した時には、病院関係者の姿はなく、自衛隊が16日までに患者を避難させた。
 県は当時、「14日から16日にかけて救出したが、病院関係者は1人も残っていなかった」と広報。最終報告は「関係者が病院を放棄したような印象を与える不正確、不適切な内容」と批判した。
 鈴木院長は「なぜすぐに救助が来なかったのか。遺族にしっかりと説明したいが、報告書は疑問にまだ答えていない」と、無念さをにじませた。
 14日の患者搬送では、県が、受け入れ先のいわき市と反対方向にある南相馬市で、放射性物質の付着を調べるスクリーニングの実施を決定。搬送は10時間以上に及び、道中で8人が死亡した。

 政府事故調は「県災害対策本部で入院患者の多くが寝たきりとの情報が共有されず、体力的に問題のある患者は少ないだろうと判断した」と不備を指摘した。

 最終報告は、福島県三春町が独自判断で住民にヨウ素剤を配布したことにも触れ、県が「国の指示がない」と町に回収を指示したことも明らかにした。
 町は従わなかったが、事故調は「町の判断を不適切とは言えない」と結論。町の担当者は「適切だったと判断してくれてありがたい」と評価した。福島県幹部は「副作用を検討する必要もあり、総合的に判断した」と釈明している。
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