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双葉病院の患者救出遅れ 事故調、自治体などの連携不足を批判ー7月24日日本経済新聞

 政府事故調は最終報告で、福島第1原発の南西約4キロにある精神科病院「双葉病院」(福島県大熊町)と系列介護老人保健施設にいた患者らの救出が遅れ、避難前後に多数死亡した問題を8ページにわたり詳述した。県や町、警察、自衛隊の連携不足で「不適切といわざるを得ない事態が生じた」と強く批判した。

 県が当初、「患者救出時に病院関係者は1人もいなかった」と発表したことについては、院長は県警に連れ出されて自衛隊と合流しようと峠で待機していただけで「県の発表は事実に反し、不適切」と指摘した。

 報告書によると、昨年3月12日朝、同原発10キロ圏内に避難指示が出たのを受け、大熊町は大型バス5台を病院に派遣。約210人を救助したが、寝たきり患者ら約230人が取り残された。町は避難は完了したと考え、その後の確認を怠った。

 「患者が残っている」と連絡を受け陸上自衛隊が救助を始めたのは2日後の14日午前。その間に計5人が死亡・行方不明に。陸自は128人を 70キロ離れたいわき市の体育館に運んだが、原発を避けて半日かけて移動したうえ、医師の同行もなく、少なくとも8人の死亡が確認された。

 15日には計54人が救出されたが、伊達市の避難所で2人の死亡を確認。陸自は院長と合流できず、別棟にも患者がいると気付かなかった。35人の救出は16日にずれ込み、福島市などの避難所で5人死亡が確認された。

 事故調は、警察無線で連絡を取ることができた県警に、自衛隊が協力を求めるなど、関係機関の連絡体制を確保する必要があったと指摘。「人命救助にあたる者は強い責任感を持って任務に当たるべきだ」と強調した。



 双葉病院は23日「報告書を手掛かりとして病院側でも調査を続け、一日も早く遺族に真相を報告したい」とのコメントを出した。「なぜ病院が取り残され、多くの患者を救えなかったのか、避難の経緯で何が起きたのか、いまだに不明な部分が残されている」とした。
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